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新年明けましておめでとうございます。

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新年明けましておめでとうございます。

“初空に手にとる富士の笑ひ哉”加賀千代女の句であります、県民の皆様それぞれにおいて輝かしいお迎えになられたことご同慶に存じます。

2017年を顧みますと、景気は昭和四十年代の「いざなぎ景気」を抜き、戦後二番目の好景気と言われておりますが、県内においては、景気回復の実感は乏しいという声が多く聞こえます。

また、国外へ目を向けますと、米国ではドナルド・トランプ大統領の誕生、北朝鮮のミサイル、核問題、世界中で繰り広げられる地域間扮装等、いずれも、私が常日頃、思いを馳せている、人と人とが“和”を大切にすることや“親和性”とは、ほど遠い状況が繰り広げられております。

さて、今年の干支の戊戌(つちのえいぬ)についてであります。

戊(つちのえ)は「茂が語源で、草木が繁盛して盛大になること」。 戌(いぬ)は「切るという意味で、草木が枯死すること」を意味するとのことであります。

枯れるという側面と、生い茂るという側面があるということがわかります。

「戊」と「戌」という字、線が一本多いか少ないかの違いであり、安岡正篤さんという陽明学者によれば、この2つの字はどちらも「茂」がもとになっているとのことであります。樹木が茂ると日光が当たらないと、いずれ植物が枯れてしまう訳であり、ある時期には、しっかりと枝や葉を切らなければいけないと言うこととなります。

成長している植物の枝を切るというのは、ちょっと不安があります。

元気なのに剪定を致しますと、もしかしたら、枯れてしまうかもしれないという不安が出る訳でありますが、そういったことを行わなくては木々の繁栄は無い訳であります。

私は、今回の議長選挙にあたり、歴代の県議会議長や諸先輩方が、何世代に亘り、積み上げてきた本県議会の歴史と伝統を重んじながら、時代に即し、発展進化させ、刻苦精励、議会改革に取り組んで参りたいと申し上げ、県議会ペーパーレス化の推進を始めとした多くの公約、議会改革案を提示させて頂きました。

私は、本年は、議会改革という名の元に、より一層の発展を目指し、今まさに、県政という大きな大木の一部の枝をしっかりと切るタイミングであると考えております。

これら改革にあたっては、相当な労力を生じるでありましょうが、これも、議会改革は、議会だけのものではなく、二元代表制、そして車の両輪のごとくで県政の更なる発展に、つながるものと信じ一意専心努力してまいります。

皆様におかれましてもなお一層のご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

結びに、2018年が、県民すべからく夢と希望に満ちた素晴らしい年となることをご祈念申し上げまして、新年のあいさつといたします。  

                                                                      平成三十年一月一日 

                                                                                                                                                                                                                               山梨県議会議長 白壁賢一

 

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