NPO白浜レスキューネットワーク藤藪理事長よりの活動状況メール。
ご支援くださっている皆様
いつも私たちの活動にご理解とご協力を感謝いたします。
2月は、三段壁からの電話は少なく、少し落ち着いた状況でした。
ただ、柵をした崖付近からは少し離れた箇所での自殺が相次ぎ、ショックを受けています。
年度末を前に、経済苦からの自殺が増えることが予想されています。
その時期に、私は、フィリピンに教会の仕事で行かなければならず、残していく妻の負担を心配しています。
こればかりは、どういう状況が待っているかはわかりませんので、無事を祈るばかりです。
皆様も支えられるよう覚えてお祈りいただければ感謝です。
この春、息子は中学生になり、仮定の状況にも変化が起こる年となります。
また、里子として預かっていた男の子が、一度父親のところに戻ることも決まりました。
6人家族から5人家族になります。
家族でこの春はがんばって、様々な変化に対応していきたく思っています。
このためにもお祈りください。
皆様の上にも、神様の豊かな祝福がありますように。
藤藪庸一
自殺者救済活動
2月1日~2月28日
電話件数176件
保護件数3件、4名(男性2名、女性2名)
帰宅件数4件、4名(男性2名、女性2名)
○20日、生きる希望がなくなったと悩む息子を連れて、母親が相談に来た。母親も自殺願望があり、自分たちでは悪い方向にしか考えられないと自覚していた。夜中に車で白浜まで来たこともあり、疲れが出て、一日中事務所横の部屋で寝ていた。夕方、起き出し翌日までに帰宅した。
○17日の電話相談で相談を受けた男性に、27日に相談に来るように伝えていた。27日午後、約束どおり男性が相談に来られ、連帯保証人になったため請求が来ている借金の問題について解決案を探った。ちょうど、多重債務による自死を無くす会の弘中氏が来られていたので、一緒に相談にのってもらった。
債権会社からの手紙であること、年金は担保にとられにくいこと、もしかすると時効を迎えている債権かもしれないことなどを話し合った。時効を迎えているかを調べると共に、債権会社が裁判を起こすまでは様子を見ることにした。
○27日(土)電話相談員養成講座をしている最中、三段壁から女性が電話をかけてきた。信頼していた人から裏切られ、死にたい気持ちを抑えきれなくなって、今年に入って3度目の白浜だった。間に入って話し合う機会を作ろうかと話したことがきっかけで、女性は一度家に帰る決心をした。白浜駅まで送っていった。
生活自立支援活動
2月1日~2月28日
自立件数1件(男性1名)
滞在者数10名(男性6名、女性4名)
*10名の内、1人は食事作りスタッフ
○1日(月)去年3月から共同生活をしている男性が自立を果たした。ホテルのクリーニングの仕事とコンビニ店員を掛け持ちして働いている。
○1月7日から共同生活に加わった女性は就職を果たすことができ働き始めた。スーパーのレジの仕事だ。とにかく仕事ができることを喜んでいる。また、通信教育で資格を取ろうと勉強を始めている。
○1月16日から滞在している女性について、大学生になる息子が28日に話し合いに来てくれた。家族の枠組みを大事にすることで一致。家族が離れて住むことについては家族会議で決めたことだと言うので、離れて住むために家族で協力し合うことを確認した。白浜にアパートを借りて住むということになった。経済的にはなんとかなるらしい。
○12月の給料で家族に借りた借金を返済した男性は、1月の給料で友人に借りていたお金も予定通り返済した。今後はお金を貯めて自立するだけとなった。5月か6月には自立予定。
○11月28日に保護した男性は、警備会社へ勤務し、毎日朝早く出勤している。5月末には自立できる見込み。
○12月末から共同生活に加わっている男性は、一月の給料で国民健康保険、年金、携帯代を払い、残りのお金を貯めるように指導してきたが無理なようだ。結局、すべてお金を使い切った。全員でしているゴミ捨てや掃除などを怠けるため、共同生活者との関係も溝ができ始めている。何度も話し合いを持っているが改善されているように見えない。2月の給料で最低5万円は貯めておきたい。お金や通帳を預かるべきかどうか考え始めている。3月末で自立するように言っているので、自由にさせるか悩むところだ。
○派遣でホテルの掃除に行っていた男性が、別の派遣会社に就職しようとして仕事をやめたが、再就職できず、一ヶ月を棒に振った。仕事をやめていたことは私には秘密にしていた。
その男性が、月末に別のホテルに就職を果たした。今度は洗い場と部屋の掃除をすることに。何度も同じ失敗をしていることを事ある毎に伝え、精神的な弱さを乗り越えさせたい。
○過払い請求が通り、たくさんのお金が戻ってきた男性は、就職活動をしている。就職が決まれば自立できる。
自殺予防活動
・はじめ人間自然塾
オカリナ作りに熱中。粘土を練ってかたどって作るのも大変だったが、穴を開けて音がなるように調節するのが難しかったので出来上がった時は大満足。
3月6日(土)は、探検ぼくらの町企画。オリエンテーリングを旧町内で行う。
宿題&勉強クラブ・コペルくん
4月からは月~金で毎日行う予定。
・電話相談員養成講座
20日、講師:茂幸雄氏(東尋坊で活動)、27日、講師:弘中照美氏(多重債務による自死を無くす会)。それぞれの活動から経験談を語って頂いた。また、27日には、西育範氏(熊野自殺防止センター)も招きロールプレイで電話相談の指導をして頂いた。
3月はお休み。
・相談電話
毎週水曜日の夜8時30分~11時まで。
これまで6件の電話があった。その内、会って解決に向かった件数は1件。その他は、無言電話と何度かかけてきた統合失調症の方からだった。
この時間外にかかってきた電話も1件あり。
・2月20日(土)~21日(日)白浜町で自殺企図者の集い開催
宿泊者は42名。多くの方が参加してくれた。東京から5名。東尋坊から8名。あとは白浜周辺地域からの参加だった。
・2月24日(水)和歌山工業高校で講演
2年生400名に講演。途中、生徒を叱らなければならないこともあったが、その後は真剣に聞いてくれた。
・2月24日(水)夜から25日(木)東京都のNPOメンタルケア協議会が当NPOで現地研修
和歌山工業高校の講演にも参加。共同生活者との交流も持つことができた。
・3月4日(木)和歌山県自殺対策情報センターで会議
・3月5日(金)国際女性デー湯浅・広川集会講演
1910年3月8日から今年が100年目の記念集会
時間:17:30~19:10
・3月6日(土)午後からKGKキリスト者学生会が研修に来られる
はじめ人間自然塾に参加してもらう予定。自殺防止の現状や当NPOの活動について分かち合い、自分に何ができるかを考えてもらう。
・3月14日(日)白浜保健センター主催「子育て講演会」講師
時間:14時~
場所:坂田青少年福祉センター
・3月16日(水)田辺東ロータリークラブで講話
時間:19:00~
場所:闘鶏神社社務所二階
・3月22日(月)宮城県自殺防止シンポジウム講師(シンポジスト)
時間:13時30分~
場所:東北電力ホール(仙台市)
テーマ:「つなごう明日への思い。あなたにもできる身近なところでのささえあい」
・5月14日(金)第62回大阪府民生委員大会で記念講演
場所:大阪国際流通センター
テーマは未定。
・5月29日(土)高野口町で講演
時間とテーマは未定。
お知らせ
3月24日~4月2日、理事長は、フィリピンセブにあるスラム街に家を建設するプロジェクトに参加するため不在になる。









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