山梨県議会平成21年9月定例議会(山梨県議会議員 白壁賢一)4/5
ビジターセンター南側こそ適地
富士北麓への広域周遊観光拠点駐車場の整備に関して、なぜ8haの森林の中に1400 台分の駐車場を建設する必要があるのか質しました。高速道路のインターチェンジ、また 富士スバルラインに近接し、県立富士ビジターセンター連携を図るといった条件を満たし 、かつ将来新交通ステーションとしても活用可能な条件を考えると、富士ビジターセンタ ー南の県有地が適地と思われるが、この点について所見を質しました
また、滞在型観光の担い手である富士山麓の観光事業者の一部からは、長期間あるいは全 面的なマイカー規制につながるとの懸念の声が漏れ聞こえてきます。この拠点となる駐車 場を活用したマイカー規制をどのように進めていくこととしているのかうかがいました。
横内正明・山梨県知事が答えました。
白壁
富士北麓への広域周遊観光拠点駐車場の整備について伺います。県は、富士北麓地域の広域周遊観光の推進と同時に富士スバルラインでのマイカー規制の効果的な実施と利用者の利便性の向上を目指して、拠点となる駐車場を整備する方針を示されました。そこで、いくつか質問させていただきます。まず、なぜ、8ヘクタールの森林の中に千四百台の駐車場を、今、建設する必要があるのか、お伺い致します。
知事
富士スバルラインのマイカー規制については、駐車場が五カ所に分散している上に、このうちの四カ所が国道から四キロメートルから七キロメートルの場所にあり利用者の方々には大変ご不便をおかけし、多くの苦情も寄せられております。また、運営面においても、分散している駐車場への誘導員の配置や、仮設トイレ等の設置に多額の経費を要しております。また約七百台が収容でき、メイン会場となっている富士北麓公園は夏季における公園としての利用ニーズが極めて高く、現行の十二日間のマイカー規制への対応すら困難な状況にあり、加えて民間駐車場の長期にわたる安定的な利用の確保は難しいものがあります。
白壁
この計画は、多額な経費と、広大な土地が必要であることから、整備する前提として、マイカー規制を予定する十五日間だけでなく、観光シーズンを通して、有効に活用する方策を立てることが必要であります。この点が、もう少し明らかになると期待したところですが、今後も、県の進め方を、注視していくこととし、次の質問に入ります。
問題その二は、設置場所であります。駐車場を整備する場合には高速道路のインターチェンジ、さらにはスバルラインに近接し、県立ビジターセンターとも連携が図れるといった条件を満たす場所が望ましいものと考えます。また、将来の富士山新交通のステーションとしても、活用可能な場所がよりベターだとも考えます。このような条件を考えますとセンター南側に隣接する県有地が適地と思われますが、ご所見をお伺い致します。
知事
議員ご指摘の通り、交通アクセスや富士ビジターセンターとの連携を考えますと、センターとその南を東西に走る県道の間の県有地約7・3ヘクタールは、駐車場として適地と考えられますが、この県有地のスバルライン側百メートルは自然公園法上の特別地域に指定されております。
白壁
ビジターセンター南側7・3ヘクタールは確かに自然公園法の特別地域第二種であることは承知しています。しかし駐車場建設がまるで出来ないというのもナンセンスであり、ビジターセンターの駐車場増設であれば可能とも考えられます。今、県が駐車場を建設しようとしている場所は自然公園法の普通地域でありますから、特別地域より簡易に建設できます。しかし、現在の利便性や将来の地域観光のことを鑑みますと、ビジターセンター南が適地と考えます。県当局の再考を促し、次の質問に移ります。
知事
今後、検討を進める駐車場は、マイカー規制を実施する上で、利用者にとってより利便性の高いものとするとともに、昨年度、国の認定を受けた「観光圏」の目指す二泊三日以上の宿泊滞在型の観光地づくりに向け、富士北麓地域の魅力的な観光資源を生かした多様な広域周遊観光の拠点としていくものであります。
白壁
それもこれも横内知事のため、山梨県のためだと思って質問しています。マイカー規制の実施に当たっては、ご答弁通り、地元関係者の意見を重視していただくことを要望し、次の質問に移ります。









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