みんなで山梨のお産を考えるシンポジウム
山梨県議会議員 白壁賢一
2008年5月24日
甲府市南部市民センターで開催された「みんなで山梨のお産を考えるシンポジウム」に出席してきました。
パネリストは
古屋悦子さん(子育てネットこうしゅう)
武者吉英先生 (大月・武者医院 県産婦人科医会会長)
中村聡子助産師 (ホームバースつむぎ)
市川満さん (県福祉保健部医務課総括課長補佐)
コーディネーター 豊木桂子さん (新日本婦人の会)
講師の皆さんから様々な体験談やあるべき姿そして現状データー等をお示しいただき、様々な角度からお産について考えさせられました。
中村助産師
自他分娩をしているがお産は何が起こるかわからないその時の対応が山梨県には整っていない、出血等の場合医療行為が必要。
古屋悦子さん
数か月前分娩した病院が閉鎖となった再審するにも行くところが近くにない。
妊娠中自分で運転していくとしたら何があるかわからない。
今分娩できる病院は8カ月待ちの状態。
参加の医師を大学の学部から仕事が出来るようになるまで育てるには最低10年はかかる、医師の確保も重要だが10年先ではうめなくなる方も多いのではないか。
少子化対策としては安心して地域で出産できることがまず始めである。
武者医師
1995年~2005年ころから産科医をやめる病院が出てきた、2006年横浜での内診問題によりそれが本格化してきた。
今、麻酔師と小児科医が減っている。
これから妊婦の救急時のタライ回しが相当出てくるだろう。
郡内では、120人分くらいの出産時の入院ベットが足りなくなっている、
助産師がいない助産師を育てる施設が少ない、現状助産師不足。
救急車の消防隊員は、とちゅうで出血でもしたら手の施しようがない、だからドクターカーが必要。
こ的病院の再編成が必要である、専門的な病院に再編成するべきである。
産科医はいつ訴えられすかわからない、労働時間が長い、だから減る、減るとまた忙しくなる、そしてまた減る、負の相乗効果というかスパイラルで医師不足となる。
★この講演会で感じたことは、今、全国的に行っている少子化対策の前に産科医の確保、安心して産み育てられる環境を作ることの重要性。
我々男性にはわからないお産の恐怖、そして時期を逸して知るので忘れてしまった、陣痛時の緊張感と産婦人科に送って行く時の距離と24時間開いている産婦人科病院のありがたさ、これらがすべてなくなってる現状のままではたしてよいのか?私が住む北麓地域には吉田市立・日赤があるからまだましでも、上野原、大月、都留はどうなるのか?峡東地区や峡南地区は、このままいったらどうなるのか?本当に県外で出産すればよいのか?
甲府のバイパス「環状線」は1m当たり1000万円かかるという、道路は大事か、真の少子化対策が大事か?考え直す時かもしれない。












最近、子宝に恵まれ無事出産し、現在育児に奮闘中です。「少子化」云々といいますが、お産をめぐる状況を実際に経験して、「少子化は日本の国策か?」と思えてなりません。中央病院の産科窓口に朝いちで見に行ってください。数ヶ月先までのお産のスケジュール、全部埋まっています。そうかと思えば、日本に見切りをつけて高額な医療費・滞在費を負担してハワイなどで出産し、米国籍を取得しつつ、両親の永住権をも獲得を目指すワイルドなカップルもおります。どちらにせよ、いまのままではどのみち「子供生んでメリットなし」なんて平気で話すカップルが増えていくでしょう。少子化対策よりも産環境を整えることがまず、何を持っても大事です。
投稿情報: 不健全な時代 | 2008年5 月26日 (月) 22:43